夫婦で新NISAをコツコツ積み立て中。難しいお金の話を、同じ目線でわかりやすくお届けします。

こんにちは、SATUMANです。大きな水害のニュースが流れると、「車両保険、入っておかなきゃ」と不安になりますよね。
でも、ちょっと立ち止まって“20年トータルの数字”で見てみると、景色が変わります。今日は「車両保険(自分の車の損害をカバーする保険)は、多くの人に必要ない」という話を、正直にお伝えします。※人にケガをさせた時の”賠償保険”は別。これは絶対に必要です(後述します)🌿
まず、この図を見てください。車の値段200万円/車両保険料 年6万円×20年=120万円という例で、「保険に入る・入らない」×「災害が来る・来ない」の4パターンを並べたものです。
ポイントは右下の「±0円」。保険に入らず、その保険料ぶんを自分で貯めておけば、災害が来なければお金はまるごと手元に残ります(ほとんどの人がこれ)。逆に保険に入ると、災害が来ても来なくても、払った保険料は戻ってこない。
保険会社が利益を出せるのは、加入者全体でみると「払う保険料の合計 > 受け取る保険金の合計」が必ず成り立つ設計だから。つまり平均すれば、加入者は損をするようにできています(だから保険会社が儲かる)。
水没して保険金が出た人は、いわば“たまたま当たった人”。でも宝くじと同じで、当たった一回だけを見て「入っててよかった」と思っても、それまで払い続けた保険料・これから払う保険料を合わせると、トータルでは払った額のほうが多くなりやすいんです。
つまり車両保険は、「後で保険料の値上げという形で、自分が払い直している」面が大きい。実質”修理代の前払い+手数料”なんですよね。
出典:3等級ダウン事故で保険料はいくら上がるか(各損保の解説)「全損でも新車が買える”車両新価特約”がある」と言われます。でもその特約をつけると保険料はさらに上がり、通常の車両保険で受け取れるのは基本その時の”時価”まで(車は年々値下がりします)。手厚くするほど保険料が上がる——結局、手厚さと保険料は釣り合っているんです。
ここが今日いちばん伝えたいことです。保険は「起きる確率は低いけど、起きたら貯金では絶対に払えない、人生が傾く損」に備えるための道具。この基準で分けると——
車両保険は削っても、対人賠償・対物賠償は必ず「無制限」で加入してください。人にケガをさせたり死亡させてしまうと、賠償は数千万〜数億円に達することがあります。これは貯金では払えません。“自動車保険はいらない”ではなく、”車両保険は削っても、賠償保険は絶対に外さない”——ここを取り違えないでください。
全員に不要とは言いません。ローンが残っている車、買ったばかりの新車、そして「全損したら、すぐに買い直す貯金がない」人にとっては、車両保険が”安心を買う”意味を持ちます。要は「貯金で買い直せるかどうか」が分かれ目。買い直せる予備費があるなら不要寄り、無いなら検討の価値あり、という判断です。
保険は”お守り”ではなく”道具”。貯金で払える損は自分で持ち、貯金で払えない損(賠償)だけ保険に任せる。これがいちばん、お金が漏れない形です。
- 対人・対物賠償は「無制限」で必ず加入(ここは絶対に削らない)
- 車両保険は、「全損しても貯金で買い直せるか?」で判断。買い直せるなら外す方向で検討
- そもそも「自費で直せないような車」は、正直、身の丈に合っていないのかも。移動手段が目的なら、程度のいい中古車で十分です。見栄のために背伸びした車を持っても、懐が寒くなるばかりですからね……(これは私自身の反省も込めて)
- 浮いた保険料は「車の予備費」としてコツコツ貯金。もしもに自分で備える
- 予備費が十分に育ったら、その先の余裕資金はNISAへ。毎月いくら回せるかは、「理想の積立金額 計算ツール」で目安が出せます
車両保険 年6万円を20年で120万円。これを保険会社に払う代わりに、自分の”車の予備費”として積み立てるとどうなるか。災害が来なければ120万円がまるごと手元に残り、次の車の頭金にも、他のことにも使えます。
「もしも」に備えるのは大事。でもその備え方が”保険”である必要はないんですよね。貯金で払える損は貯金で。派手な安心より、漏れの少ない形。これが我が家の考え方です🌿
正体 車両保険は”当たれば得、でもトータルでは負けやすい”ギャンブル的設計
仕組み 使えば等級ダウンで保険料UP=実質”修理代の前払い”
正解 車は予備費で自己保険。保険料は貯金に回す
絶対 対人・対物賠償は「無制限」で必ず加入(貯金で払えない損だから)
保険は”貯金で払えない大損”にだけ。もしもは、コツコツ予備費で🌿
保険は”貯金で払えない損”にだけ。もしもは予備費で🌿 SATUMANでした
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