外貨預金は必要ない?高金利のワナと”銀行が儲かる仕組み”|NISAとどっちが得か

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田舎在住で節約×投資を実践中のSATUMAN。妻と子ども3人の5人家族で、会社を経営しています。
夫婦で新NISAをコツコツ積み立て中。難しいお金の話を、同じ目線でわかりやすくお届けします。
銀行で「外貨預金 金利3%!」って見かけて、円の普通預金よりずっといいなと思ったんですけど…外貨預金ってどうなんですか?
SATUMAN
その「3%」、魅力的に見えますよね。でも会社を経営してる身から言わせてください——その”高金利”、大半は銀行の取り分なんです。しかも税金・手数料・リスクの3点セット付き。中身をバラしますね。

こんにちは、SATUMANです。銀行の窓口やネット広告で「外貨預金 金利◯%!」ってよく見ますよね。円の普通預金が0.001%だった時代を思えば、そりゃ魅力的に映ります。
でも、会社を経営していると、“相手がどこで儲けているか”をつい考えるクセがついてしまって。外貨預金を調べると——これがまあ、見事に「銀行が儲かる仕組み」なんですよ。今日はその中身を、正直にバラします🌿

🔎 先に結論を——①「高金利」の大半は銀行の取り分。②税金(雑所得・総合課税)・為替手数料(往復)・ペイオフ対象外の3点セットで手元に残りにくい。③”外貨に分散したい”なら、非課税のNISA×インデックスのほうが合理的。
① 「高金利3%」の中身、知っていますか?
大半は、銀行の取り分です

まず、いちばん大事な”仕組み”から。銀行は、あなたが預けたドルをもっと高い利回りで運用・貸出して稼ぎます。でもあなたに払う金利は、その一部だけ。図にするとこうです。

「高金利◯%」の中身は? 銀行があなたのドルで得る利回りと、あなたの取り分 外貨の運用利回り(イメージ)= 約3% あなた 約1% 銀行の取り分 約2%+手数料 👆 同じお金なのに、大半は銀行へ 💱 為替手数料は”往復”でかかる(元本の約2%が消えることも) 🧾 為替差益は「雑所得・総合課税」=高収入ほど不利 🚫 預金保険(ペイオフ)の対象外=破綻時に保護なし 結論:「高金利」でも、税金・手数料・リスクで 手元に残りにくい
▲ 数字はイメージです。銀行は「金利差+為替手数料」で儲け、あなたの取り分は一部だけ。
② 外貨預金、3つの落とし穴
「高金利」の裏で、静かにお金が削られる
これが手元に残らない理由
1
税金:為替差益は「雑所得・総合課税」。給料などと合算され、高所得の人ほど税率が上がる(最大約55%)。しかも原則確定申告が必要(給与2,000万円以下&他の所得20万円以下なら不要)。NISAは運用益がまるごと非課税なのと大違い
2
為替手数料(スプレッド)が”往復”でかかる。預けるとき・引き出すときの2回。メガバンク店頭だと米ドル片道1円=往復で元本の約2%が、これだけで消えることも
3
ペイオフ(預金保険)の対象外。円の普通預金は1,000万円まで保護されますが、外貨預金は銀行が破綻したら保護されず、一部カットもあり得ます

おまけに、金利が高い通貨ほど為替の下落リスクも大きい(トルコリラなどが典型)。「金利で得しても、為替で溶ける」——これがいちばん怖いパターンです。

出典:外貨預金の税金(国税庁・各行)/預金保険の対象外(金融庁・預金保険機構)
③ じゃあどうする? “外貨に置く”なら NISA が合理的
同じ「円だけにしない」なら、非課税の器で

「円だけで持つのが不安。外貨に分散したい」——その考え自体は正しいと思います。でも、その手段が”外貨預金”である必要はないんですよね。同じ”外貨に置く”なら、NISAで全世界株式(オルカン)やS&P500のほうが、理にかなっています。

くらべる点🏦 外貨預金📈 NISA×インデックス
税金(利益)雑所得・総合課税(最大約55%)まるごと非課税
コスト為替手数料が往復で信託報酬 年0.1%前後
分散その通貨1つに集中世界中の株に分散
成長性金利のみ(為替で目減りも)世界経済の成長を取り込める
元本保護ペイオフ対象外(投資なので変動あり)

※どちらも為替の影響は受けます。ただNISA×インデックスは「非課税+分散+成長」が加わる分、”外貨に置く”目的なら分がいい、というのが私の考えです。

⚖️ 正直に:外貨預金が”アリ”なケースもある

全否定はしません。近い将来ドルで使う予定がある(留学・海外移住・海外送金・決済など)なら、為替を今のうちに確保しておく”外貨預金”は選択肢になります。要は「資産を増やす」ためではなく「使う予定の外貨を用意する」ためならアリ、ということ。“高金利に釣られて、資産形成のつもりで”始めるのが、いちばん微妙なんです。

🌿 SATUMAN(会社経営者)の本音:商売をやっていると分かるんですが、「高金利◯%!」と大きく打ち出す商品ほど、”どこかで別に儲けている”ものなんですよね。銀行だって慈善事業じゃない。外貨預金は、その典型でした。金利という”見えるエサ”の裏で、手数料と税金と金利差で、しっかり回収されている。

だから私の結論はシンプルです。「円だけは不安」なら、外貨預金じゃなく、非課税のNISAで世界に分散する。同じ”外貨に置く”でも、手元に残る額が全然違います。派手な金利の数字より、「引かれるもの(税金・手数料)が少ない器」を選ぶ。地味ですが、これが効くんです。
✅ かしこい立ち回り
  • 「円だけは不安」なら、まずNISAでオルカン/S&P500を検討(非課税+分散)
  • 外貨預金の広告は「金利」だけでなく「為替手数料(往復)」と「税金」まで込みで判断する
  • 使う予定のある外貨(留学等)を確保する目的なら、外貨預金も”アリ”。ただし手数料の安いネット銀行
  • 「高金利」を大きく打ち出す商品は、まず”どこで儲けてる?”と考えるクセ
💰 数字で見る、”器”の差

たとえば同じ利益が出たとして、外貨預金の為替差益(雑所得)は、税率が高い人だと利益の3〜4割以上が税金で消えることも。一方、NISAなら、その利益はまるごと自分のもの。

さらに毎回の為替手数料も積み重なります。「金利の数字」より「引かれるものの少なさ」で選ぶ——これだけで、10年20年の差は驚くほど大きくなります。派手さより、”漏れの少ない器”。我が家がNISA中心なのは、そういう理由です🌿

📌 SATUMANの結論

仕組み 「高金利」の大半は銀行の取り分(金利差+為替手数料)

3つの穴 雑所得・総合課税/為替手数料は往復/ペイオフ対象外

だから ”外貨に置く”なら非課税のNISA×インデックスが合理的

例外 使う予定の外貨を確保する目的なら外貨預金も”アリ”

派手な金利より、”引かれるものが少ない器”を。地味だけど、これが効く🌿

※本記事は、公的機関の情報にもとづく情報提供・一般的な考え方の紹介およびSATUMAN個人の見解であり、特定の金融商品の購入・売却を勧誘・保証するものではありません。外貨預金が適する方もいます。税制・手数料・保護の範囲は金融機関や時期、個人の状況により異なります。最終的な判断は、最新の情報をご確認のうえ、必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。NISA・投資信託には価格変動・為替変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。掲載の数値は概算・イメージです。
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派手な金利より、引かれるものの少ない器を🌿 SATUMANでした
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