金利1%時代到来!新NISA運用者が今すぐ確認すべき「お金の3大チェックポイント」

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🌿 この記事を書いた人
田舎在住で節約×投資を実践中のSATUMAN。
夫婦で新NISAをコツコツ積み立てながら、難しいお金の話をわかりやすく発信しています。
🙋 金利が1%になったってニュースで見ました。NISAの積立を続けていて大丈夫ですか?
🌿 結論から言うと、NISAの積立はそのまま続けてOKです!ただ、金利が上がると影響を受けるお金の置き場所や住宅ローンは要チェックです。一緒に確認しましょう。

日本銀行は2026年6月、政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げました。政策金利が1%台に達するのは1995年以来、実に31年ぶりのことです。長らく続いた「ゼロ金利・マイナス金利」の時代は完全に終わりを告げ、本格的な「金利のある世界」が幕を開けました。

この歴史的な転換点で、新NISAで資産形成をしている私たちはどう行動すべきか。3つのチェックポイントに絞って解説します。

① そもそも、なぜ今1%まで利上げしたのか?

日銀がわずか2年半ほどでマイナス金利から1%まで急ピッチで利上げを進めた背景には、主に3つの理由があります。

📋 利上げの3つの理由

1
春闘での3年連続・歴史的な賃上げ
労働者の賃金が上がり、消費が活発になることで日銀が「正常化」に踏み切れる環境が整った。
2
物価上昇(インフレ)へのブレーキ
金利を上げることで借入コストが増え、消費や投資を抑制して物価の過熱を防ぐ。
3
行き過ぎた円安への対応
低金利による円売りを抑制し、輸入物価の上昇による家計への負担を軽減するため。

利上げはどこまで続く?

経済学的に「景気を冷やさず加熱もさせない」金利水準を「中立金利」と呼び、日本の場合は1.1%〜2.5%程度と推計されています。市場では今回の利上げのゴールは1.5%〜2.0%程度と予想されており、現在の1%はまだ通過点に過ぎません。今後も年1〜2回のペースで緩やかな利上げが続く可能性が高いです。

1.0%
現在の政策金利
(2026年6月〜)
1.5〜2.0%
市場が予想する
着地点
31年ぶり
1%台到達は
1995年以来

② 利上げでオルカン・S&P500は暴落する?

「金利が上がると株価は下がる」というのが教科書通りの理論です。企業の借入コストが増えて利益が圧迫されたり、債券などの安全資産に資金が逃げやすくなるためです。

ただし、過度に恐れる必要はありません。

実際、2024年以降の日銀の利上げ局面でも、日本株・米国株は企業自身の「稼ぐ力」や「価格転嫁力」によって力強く上昇してきました。一時的な調整はあっても、新NISAの積立を慌ててやめたり売却したりする必要はありません。

なぜ利上げしても円安が続くのか?

「利上げ=円高」のイメージがありますが、実際には円安傾向が続いています。これには3つの綱引きがあるためです。

💴 円安が続く3つの理由

1
日米の金利差がまだ大きい(米国は3%台後半)
日本が1%でも、米国との差がある限り円売りドル買いの流れは続きやすい。
2
デジタル赤字の拡大
GoogleやNetflixなど海外ITサービスへの支払いにより、恒常的に円がドルに替えられている。
3
新NISAによる海外資産流出
年間約10兆円規模の円がオルカン・S&P500などに変換されて海外へ流れている。
💬 SATUMANの意見:「円安のせいで生活が苦しい」と感じながら、新NISAでオルカンを買っているのは矛盾しているように見えて、実は合理的です。円安が進むほどオルカンの円換算リターンは増えるので、新NISA民は円安の恩恵を受けている側でもあります。円安を悲観しすぎる必要はありません。

③ 今すぐ確認!「3つのチェックポイント」

1
貯蓄先(銀行・国債)の見直し

金利上昇は「預ける人・貸す人」には大きなプラス。お金の置き場所を今すぐ見直す価値があります。

預け先金利(目安)特徴
メガバンク普通預金0.4%(2026年8月〜)大手各行が引き上げ予定
あおぞら銀行(普通)年1.0%ネット銀行トップクラス
SBI新生銀行(普通)年0.55%SBI証券連携でさらに優遇
定期預金(各種)1.3〜1.6%台一定期間預けられる余裕資金に
個人向け国債(固定5年)1.86%(2026年5月募集分)元本割れなし・現金より高利回り

普通預金の0.001%時代と比べると、今は選ぶだけで利息収入が数十倍になる時代です。まだメガバンクの普通預金に全額置いている方は、ネット銀行への移動を検討してみましょう。

2
住宅ローン(変動金利)の見直し

最も生活に直結するのが住宅ローンです。変動金利で借りている方は今すぐシミュレーションを。

今回の利上げ分は短期プライムレートの上昇を経て、実際の返済額への反映は2027年1月以降になる見込みです。今のうちに影響額を把握しておきましょう。

借入3,000万円・30年返済金利0.5%金利1.0%金利2.0%
月々の返済額(目安)約87,000円約93,000円約111,000円
総利息負担(目安)約231万円約481万円約992万円
💡 「繰上げ返済」か「新NISA継続」か、どっちが正解?

・ローン金利が1.5%程度までなら → 期待値の高い新NISAの継続を優先(住宅ローン控除も考慮)
・ローン金利が2%近くまで上昇、または定年退職が近い場合 → 繰上げ返済を組み合わせるのがおすすめ
3
「待機資金」を厚めに確保し、暴落に備える

利上げ局面では突発的な大暴落が起きやすい。チャンスに変えるための「軍資金」を持っておく。

利上げ局面では、日銀の発言や市場観測報道によって株価が一時的に急落することがあります(2024年8月の日経平均が一日で4,451円下落した「令和のブラックマンデー」が記憶に新しい)。メインの資産形成は毎月の積立投資で問題ありませんが、手元の「待機資金(現金)」を少し厚めに持っておくことで、急落を安値で仕込む大チャンスに変えられます。

💬 SATUMANの意見:「暴落したら買い増したい」と思っている人ほど、いざ暴落すると怖くて動けないものです。「このお金は暴落用」とあらかじめ決めた待機資金だけが、実際に動かせます。生活防衛資金とは別に、少額でも「暴落買い増し枠」を意識して確保しておくのが私のやり方です。

④ まとめ:金利1%時代の投資家の行動指針

📌 今すぐやるべき3つのこと

貯蓄先を見直す:メガバンク普通預金 → ネット銀行・個人向け国債へ移動
住宅ローンをシミュレーションする:金利2%まで上がった場合の返済額を今のうちに確認
待機資金を確保する:暴落を「チャンス」にするための現金枠を意識的に作る

やってはいけないこと:新NISAの積立をやめる・狼狽売りする

金利1%時代を味方につけるには、銀行口座を賢く選び、住宅ローンのリスクを想定しつつ、新NISAの積立は淡々と続けることが基本です。

そしてチャンス時に動かせる待機資金を作るためには、「節約による固定費削減」と「副業による収入アップ」で日々の入金力を底上げすることが、最大の防御であり攻撃になります。変化の激しい時代こそ、家計の足元をしっかり整えていきましょう。

⚠️ 本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却・借入れを勧めるものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。住宅ローンや金融商品の詳細はご自身の状況に合わせてご確認ください。個別の資産・ローン相談はFP等の専門家にご相談ください。

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