怖がらせるより、正直に。いいものは「いい」、言い過ぎは「言い過ぎ」とお伝えします。

こんにちは、SATUMANです。いきなり白状しますが……昔の私は「ゼロカロリーだから太らないし、むしろ健康的でしょ」と本気で信じて、ダイエットコーラをがぶ飲みしていました。
でも先日、知人に「人工甘味料って腎臓に溜まるらしいよ」と言われて、元・医療の現場にいたクセでまた夜な夜な論文を調べてしまいまして。そしたら——“思い込みと逆”のことや、”最近わかってきたちょっとヤバめの話”が、出るわ出るわ。今日はそれを、同じ目線で正直にシェアします🌿
知人に言われた「人工甘味料は腎臓に溜まる」。私も「うわ、溜まるのか、怖っ」と身構えてたんですが——調べてみたら、むしろ逆でした。
ダイエットコーラなどに入っているアセスルファムKは、体の中で分解されず、そのままの形でオシッコに出ていくタイプなんです。摂ってから24〜48時間で99%以上が尿から排出され、どこかの臓器に溜まる(生体蓄積する)という証拠は見つかりませんでした。正直、拍子抜けしました(笑)。
アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム。どれも各国の機関が1日の摂取許容量(ADI)を決めていて、普通の量なら”即・毒”ではありません。そこは、まず落ち着いて。
これ、地味に大きいニュースです。WHOは2023年、「やせる目的で人工甘味料を使わないように」と勧告しました。理由は——長期的に見ると体脂肪は減らず、むしろ2型糖尿病・心血管疾患・死亡リスクの上昇と関連する可能性がある、という研究のまとめから。「ゼロカロリーだから健康」という、昔の私の思い込みは、そろそろ通用しないみたいです。
出典:WHO 非糖甘味料ガイドライン(2023年5月)2023年、WHOの専門機関(IARC)がアスパルテームを「グループ2B=発がんの可能性がある」に分類しました。ただし、これは「証拠は限定的」という控えめなランクで、同時に別の委員会(JECFA)は「今までどおりの摂取量なら問題ない」と据え置いています。「クロ」ではなく「まだよくわからないから注意」くらいの位置づけです。
出典:WHO/IARC アスパルテーム評価(2023年7月)個人的にいちばん「おっ」と思ったのがこれ。2023年、アメリカの大学の研究で、スクラロースが消化される過程でできる「スクラロース-6-アセテート」という物質に、DNAを傷つける働き(遺伝毒性)があり、さらに腸の壁を緩めて(リーキーガット)しまう可能性が報告されました。EFSA(欧州の機関)の安全基準を超える量になりうる、とも。
※ここは正直に線を引きます。これは主に”試験管(細胞)レベル”の研究で、「だから人間が飲むと必ずがんになる」と決まったわけではありません。でも、“甘味料は無条件に安全”とは、もう言い切れない段階に来ているのは確かです。
出典:スクラロース-6-アセテートの遺伝毒性・腸バリア研究(2023, ノースカロライナ州立大)ここが一番聞かれるところですよね。正直に言うと——どっちも「日常的に大量」はダメ、というのが本音です。一覧で見比べてみましょう。
| くらべる点 | 🥤 砂糖(ふつうの甘い飲料) | 🧪 人工甘味料(ゼロ系) |
|---|---|---|
| カロリー | 高い | ほぼゼロ |
| 血糖への影響 | 急上昇させる | 直接は上げにくい |
| 主な心配 | 肥満・脂肪肝・虫歯 | 腸内細菌・血糖調整の乱れ等の報告 |
| 最近の研究 | 摂りすぎで生活習慣病リスク | 2型糖尿病・心血管との関連の報告 |
| “甘さへの慣れ” | 維持される | これも維持されやすい |
人工甘味料の弱点は、カロリーが無くても「甘いのが当たり前」という舌のクセを、そのままキープしてしまうこと。これだと、なかなか”卒業”できないんですよね。
ここ、私もハッとした話です。私たちの祖先にとって「甘い」は、”安全で高カロリーな果物”のサインでした。しかも当時、甘いものはめったに手に入らない貴重品。だから「甘い=見つけたら食べとけ!」と、体が喜ぶように進化したわけです。
ところが現代は、砂糖が安く、どこにでもある。体は「たまのごちそう」として設計されているのに、甘いものが”日常”になってしまった。このズレ(進化のミスマッチ)が、摂りすぎの正体です。
だから「甘いものは悪」というより、「本来は”ごちそう”。その特別な位置に戻してあげる」——これが自然な付き合い方だと思います。
「がん細胞は糖が大好き」。これは事実です。ワールブルグ効果といって、がん細胞は酸素があってもブドウ糖を高速・大量に消費します。理由は、素早くエネルギーを作りつつ、増殖するための”材料”(細胞の部品)も確保できるから。1924年から知られる、れっきとした生化学の話です。
……で、ここで多くの人が「じゃあ糖を断てば、がんは兵糧攻めで死ぬ!」と考えます。私も一瞬そう思いました。でも、そこには大きな落とし穴があるんです。図で整理します。
血糖(血液中のブドウ糖)は、体が命がけで一定に保っています。だから食事の糖を減らしても、体は自分でブドウ糖を作り出す(糖新生)ので、腫瘍だけを兵糧攻めにはできないんです。糖質制限でがんが治る・予防できる、という信頼できるヒトの証拠は、今のところありません。
じゃあ砂糖とがんは無関係かというと、そうでもない。砂糖の摂りすぎ → 肥満・インスリン抵抗性・慢性炎症 → いくつかのがんのリスク上昇、という“間接的な”つながりはあります(肥満は複数のがんの立派なリスク因子です)。だから大事なのは「糖を敵視して断つ」ことより、「摂りすぎて太らない」——結局、そこなんですよね。
出典:ワールブルグ効果(がん細胞の糖代謝)/肥満とがんリスク- 基本は水・お茶。甘い飲み物(砂糖/ゼロ系どちらも)は”毎日”から”ときどき”へ
- いきなり無糖がキツければ、砂糖入り→ゼロ系→無糖と段階的に。ゼロ系は”踏み台”、ゴールにしない
- 甘いものは「たまのごちそう」として堂々と楽しむ。禁止はしない(続かないので)
- 気になる症状・持病(腎臓病、アスパルテームはフェニルアラニンを含むのでPKUの方など)は、ネットより医療機関へ
これ、私の実体験でもあるんですが……毎日150円の甘い飲み物(砂糖でもゼロ系でも)を水筒のお茶に変えるだけで——
年 約5.5万円 → 20年でNISAなら約200万円※150円×365日≒54,750円/年利6%・20年で試算
甘い飲み物を卒業すると、健康リスクも、無駄な出費も、”甘さへの依存”も、まとめて下がる。我が家が「水筒生活」を続けているのは、こういう地味な理由からです🌿
思い込み訂正 アセスルファムKは「溜まる」ではなく「尿で素通り」
近年の注意 WHOは体重管理に非推奨。アスパルテーム2B、スクラロースに遺伝毒性の報告
砂糖 vs 甘味料 どっちも”日常大量”はNG。ゼロ系は”踏み台”、ゴールは水・お茶
がんと糖 好むのは事実。でも「糖質制限で治る」は未証明。大事なのは”太らない”
一つの悪者を決めつけず、ゆるく賢く。甘いものは”たまのごちそう”で🌿
正しく知って、ゆるく健やかに。SATUMANでした🌿
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