夫婦で新NISAをコツコツ積み立て中。難しいお金の話を、同じ目線でわかりやすくお届けします。

こんにちは、SATUMANです。1ドル=160円台から一気に155円台へ——急な円高が進むと、米国株(オルカンやS&P500)を持っている人は「評価額が減った…」とドキッとしますよね。私も最初はそうでした。
でも、結論から言うと——長期の積立投資家にとって、円高は”脅威”ではありません。今日は「なぜ急に円高が起きたのか」と「それが資産にどう影響するのか」を、数字で正直にお話しします🌿
今回の急な円高は、ひとつの原因ではなく、次の4つが重なって起きたと見られています。ざっくり押さえておきましょう。
まず正直に。株価が同じでも、円高が進むと円換算の評価額は一時的に下がります。1,000万円ぶんのS&P500が、為替でどう見えるか(株価一定と仮定)——
| 為替レート | 160円 | 150円 | 140円 | 120円 | 100円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 円換算の評価額 | 1,000万円 | 938万円 | 875万円 | 750万円 | 625万円 |
| 増減率 | ±0% | ▼6.3% | ▼12.5% | ▼25% | ▼37.5% |
※前提:1ドル160円で1,000万円を投資し、株価は変わらないものとして各為替レートで円に換算。
140円まで進めば−12.5%。数字だけ見ると、たしかにドキッとしますよね。……でも、ここで話が終わらないのがポイントです。
同じ1,000万円を年7%で運用できたと仮定して、換金時の為替ごとに、何年後にいくらになるかを見てみましょう。
| 換金時の為替 | 1年 | 5年 | 10年 | 20年 |
|---|---|---|---|---|
| 160円 | 1,070万 | 1,403万 | 1,967万 | 3,870万 |
| 150円 | 1,003万 | 1,315万 | 1,844万 | 3,628万 |
| 140円 | 936万 | 1,227万 | 1,721万 | 3,386万 |
| 120円 | 802万 | 1,052万 | 1,475万 | 2,902万 |
| 100円 | 669万 | 877万 | 1,229万 | 2,419万 |
※前提:1ドル160円で1,000万円をS&P500に投資(62,500ドル)、株価は年7%上昇、各行は換金時の為替レート。
ここ、しっかり見てほしいんです。たとえ1ドル=100円という大幅な円高になっても、20年後には2,419万円。最初の1,000万円が、2.4倍以上になっています。「為替でどれだけ引かれるか」より、「株価が長い時間でどれだけ育つか」のほうが、はるかに大きい——これが答えです。だから長期投資家にとって、円高は”脅威”ではないんですね。
ここが、むしろ嬉しいところ。円高だと、同じ金額でより多くの口数(シェア)が買えます。10万円で何口買えるか、為替ごとに見ると——
| 為替レート | 160円 | 150円 | 140円 | 120円 | 100円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 基準価額 | 45,017円 | 42,203円 | 39,390円 | 33,763円 | 28,136円 |
| 買える口数 | 22,214口 | 23,695口 | 25,387口 | 29,618口 | 35,542口 |
| 口数の増加率 | ±0% | ▲6.7% | ▲14.3% | ▲33.3% | ▲60.0% |
※前提:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2026年9月2日の基準価額45,017円(1万口あたり)を1ドル160円時点とし、株価は変わらないものとして為替に比例、率は160円との比較。
1ドル=100円まで円高が進めば、同じ10万円で口数が+60%も多く買える。将来、株価と円安が戻ってくれば、この”安く仕込んだ口数”が効いてきます。円高は、積立中の人にとってはご褒美なんです。
だから私は、円高のニュースが流れても、やることは1つだけ。いつも通り、淡々と積み立てる。むしろ「今月は安く買えてラッキー」くらいの気持ちで。ジタバタして売買を繰り返す人より、どっしり座って複利を待つ人のほうが、最後は報われる。これは商売でも投資でも同じだなと感じています。
- やること:いつも通り、淡々と積立を続ける。これだけ。むしろ「安く買えてる」と前向きに
- やらないこと:慌てて売る/積立を止める。短期の為替に、長期の資産を動かされない
- まとまった余裕資金があるなら、円高局面は”仕込みどき”の一つ(ただし無理はしない)
- そもそも毎月いくら積み立てるのが自分に合っているか、「理想の積立金額 計算ツール」で一度チェックしておくと、為替で揺れても迷いません
それは、「円換算の評価額を、毎日見ない」こと(笑)。冗談のようですが、これが効きます。長期の積立は、日々の上下を気にするほど不安になり、余計な売買をしたくなるもの。
大事なのは、資本主義の成長と、複利の力を信じて、時間を味方につけること。円高も円安も、長い旅の途中の”波”にすぎません。波に船を降りず、乗り続けた人が、目的地にたどり着きます🌿
なぜ円高? 日銀利上げ観測・米利上げ後退・当局のけん制・円キャリー巻き戻しが重なった
今ある資産 一時は目減りするが、長期の株価成長が為替のマイナスを飲み込む(100円でも20年で2.4倍超)
これから買う分 円高は「安く多く買える」バーゲン(100円で口数+60%)
やること 慌てず・売らず・いつも通り淡々と積立継続
短期の為替は”波”。船を降りず、複利を信じて乗り続けよう🌿
短期の為替は波。船を降りず、淡々と積立を🌿 SATUMANでした
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