人工甘味料は危険?砂糖とどっちがマシ?看護師が本音で検証【最新研究】

元看護師が教える 健康とお金の話
🌿 この記事を書いた人
田舎在住で節約×投資を実践中のSATUMAN。妻と子ども3人の5人家族で、以前は医療・介護の現場にいました。
怖がらせるより、正直に。いいものは「いい」、言い過ぎは「言い過ぎ」とお伝えします。
ダイエットコーラって「ゼロカロリー」だから体にいいんですよね?あと「人工甘味料は腎臓に溜まる」って聞いて怖くなって…。
SATUMAN
あー、その気持ちわかります。実は私も昔、ダイエットコーラをがぶ飲みしてた口でして(笑)。で、「腎臓に溜まる」の話、調べたらむしろ逆だったんです。でも「じゃあ安心して飲み放題」かというと、そこはちょっと待った、なんですよね。順番にいきましょう。

こんにちは、SATUMANです。いきなり白状しますが……昔の私は「ゼロカロリーだから太らないし、むしろ健康的でしょ」と本気で信じて、ダイエットコーラをがぶ飲みしていました。
でも先日、知人に「人工甘味料って腎臓に溜まるらしいよ」と言われて、元・医療の現場にいたクセでまた夜な夜な論文を調べてしまいまして。そしたら——“思い込みと逆”のことや、”最近わかってきたちょっとヤバめの話”が、出るわ出るわ。今日はそれを、同じ目線で正直にシェアします🌿

🔎 先に、この記事の結論を——①「人工甘味料が腎臓に溜まる」は(むしろ尿で素通り)。②でも近年、スクラロースやアスパルテームに”要注意”の研究が出てきた。③砂糖と人工甘味料、結局どっちも”日常的に大量”はダメ。④「がんは糖を好む」は事実。ただし「糖質制限でがんが治る」は別の話
① まず「腎臓に溜まる」説から。結論、逆でした
思い込みを、事実で上書きします

知人に言われた「人工甘味料は腎臓に溜まる」。私も「うわ、溜まるのか、怖っ」と身構えてたんですが——調べてみたら、むしろ逆でした。

ダイエットコーラなどに入っているアセスルファムKは、体の中で分解されず、そのままの形でオシッコに出ていくタイプなんです。摂ってから24〜48時間で99%以上が尿から排出され、どこかの臓器に溜まる(生体蓄積する)という証拠は見つかりませんでした。正直、拍子抜けしました(笑)。

🌿 つまり「濾過されず溜まる」ではなく、「濾過されて素通りで出ていく」。どこかで情報が反転して伝わったんだと思います。……ただ!「溜まらない=安心して飲み放題」かというと、そこは話が別。ここからが本題です。
出典:アセスルファムK=代謝されず尿へ排出・蓄積の証拠なし(レビュー研究)
② で、人工甘味料は結局”危険”なの?
近年、旗色が変わってきました。正直に書きます
〇 まず前提
「基準内の量なら安全」——これは公式の立場

アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム。どれも各国の機関が1日の摂取許容量(ADI)を決めていて、普通の量なら”即・毒”ではありません。そこは、まず落ち着いて。

△ でも近年、風向きが変わった
WHOが「体重管理に人工甘味料を使うな」と勧告(2023年)

これ、地味に大きいニュースです。WHOは2023年、「やせる目的で人工甘味料を使わないように」と勧告しました。理由は——長期的に見ると体脂肪は減らず、むしろ2型糖尿病・心血管疾患・死亡リスクの上昇と関連する可能性がある、という研究のまとめから。「ゼロカロリーだから健康」という、昔の私の思い込みは、そろそろ通用しないみたいです。

出典:WHO 非糖甘味料ガイドライン(2023年5月)
△ アスパルテーム
「発がんの”可能性”あり(2B)」に分類。ただし普通の量なら…

2023年、WHOの専門機関(IARC)がアスパルテームを「グループ2B=発がんの可能性がある」に分類しました。ただし、これは「証拠は限定的」という控えめなランクで、同時に別の委員会(JECFA)は「今までどおりの摂取量なら問題ない」と据え置いています。「クロ」ではなく「まだよくわからないから注意」くらいの位置づけです。

出典:WHO/IARC アスパルテーム評価(2023年7月)
⚠ スクラロース
2023年、ちょっとゾッとする研究が出ました

個人的にいちばん「おっ」と思ったのがこれ。2023年、アメリカの大学の研究で、スクラロースが消化される過程でできる「スクラロース-6-アセテート」という物質に、DNAを傷つける働き(遺伝毒性)があり、さらに腸の壁を緩めて(リーキーガット)しまう可能性が報告されました。EFSA(欧州の機関)の安全基準を超える量になりうる、とも。

※ここは正直に線を引きます。これは主に”試験管(細胞)レベル”の研究で、「だから人間が飲むと必ずがんになる」と決まったわけではありません。でも、“甘味料は無条件に安全”とは、もう言い切れない段階に来ているのは確かです。

出典:スクラロース-6-アセテートの遺伝毒性・腸バリア研究(2023, ノースカロライナ州立大)
③ じゃあ、砂糖と人工甘味料、どっちがマシ?
私の結論:「どっちか」より「甘い飲み物を減らす」

ここが一番聞かれるところですよね。正直に言うと——どっちも「日常的に大量」はダメ、というのが本音です。一覧で見比べてみましょう。

くらべる点🥤 砂糖(ふつうの甘い飲料)🧪 人工甘味料(ゼロ系)
カロリー高いほぼゼロ
血糖への影響急上昇させる直接は上げにくい
主な心配肥満・脂肪肝・虫歯腸内細菌・血糖調整の乱れ等の報告
最近の研究摂りすぎで生活習慣病リスク2型糖尿病・心血管との関連の報告
“甘さへの慣れ”維持されるこれも維持されやすい

人工甘味料の弱点は、カロリーが無くても「甘いのが当たり前」という舌のクセを、そのままキープしてしまうこと。これだと、なかなか”卒業”できないんですよね。

💡 私の落としどころ:人工甘味料は「砂糖をやめる”途中の踏み台”」としてなら、アリだと思っています。いきなり無糖はキツいから、まずゼロ系に移って、最終的には水・お茶へ。ゴールはあくまで「甘い飲み物を”毎日のもの”から外す」こと。ゼロ系をゴールにしない、が大事です。
④ そもそも、なんで人はこんなに甘い物が好きなの?
これは”進化のミスマッチ”で説明できます

ここ、私もハッとした話です。私たちの祖先にとって「甘い」は、”安全で高カロリーな果物”のサインでした。しかも当時、甘いものはめったに手に入らない貴重品。だから「甘い=見つけたら食べとけ!」と、体が喜ぶように進化したわけです。

ところが現代は、砂糖が安く、どこにでもある。体は「たまのごちそう」として設計されているのに、甘いものが”日常”になってしまった。このズレ(進化のミスマッチ)が、摂りすぎの正体です。
だから「甘いものは悪」というより、「本来は”ごちそう”。その特別な位置に戻してあげる」——これが自然な付き合い方だと思います。

⑤ 「がんは糖を好む」って本当?——本当です。ただし…
事実と、誤解を、はっきり分けます

「がん細胞は糖が大好き」。これは事実です。ワールブルグ効果といって、がん細胞は酸素があってもブドウ糖を高速・大量に消費します。理由は、素早くエネルギーを作りつつ、増殖するための”材料”(細胞の部品)も確保できるから。1924年から知られる、れっきとした生化学の話です。

……で、ここで多くの人が「じゃあ糖を断てば、がんは兵糧攻めで死ぬ!」と考えます。私も一瞬そう思いました。でも、そこには大きな落とし穴があるんです。図で整理します。

「糖とがん」の正しい理解 ❌ よくある誤解(科学的な証拠はありません) 砂糖・糖質 を断つ がんが兵糧攻め で弱る がんが治る ・防げる ※血糖は体が厳密に管理。糖を断っても体が自分で作る(糖新生) ⭕ 本当の関係(”直接のエサ”ではなく”間接的”) 砂糖の 摂りすぎ 肥満・インスリン 抵抗性・慢性炎症 いくつかの がんの リスク↑ =「砂糖が直接エサ」ではなく「摂りすぎ→肥満を経由して」リスクに関わる
▲ がん細胞が糖を好むのは事実。でも「糖質制限でがんが治る/防げる」証拠はありません。関係は”間接的”です。
✕ ここが一線
「糖質制限でがんが治る・防げる」という証拠は、ありません

血糖(血液中のブドウ糖)は、体が命がけで一定に保っています。だから食事の糖を減らしても、体は自分でブドウ糖を作り出す(糖新生)ので、腫瘍だけを兵糧攻めにはできないんです。糖質制限でがんが治る・予防できる、という信頼できるヒトの証拠は、今のところありません。

じゃあ砂糖とがんは無関係かというと、そうでもない。砂糖の摂りすぎ → 肥満・インスリン抵抗性・慢性炎症 → いくつかのがんのリスク上昇、という“間接的な”つながりはあります(肥満は複数のがんの立派なリスク因子です)。だから大事なのは「糖を敵視して断つ」ことより、「摂りすぎて太らない」——結局、そこなんですよね。

出典:ワールブルグ効果(がん細胞の糖代謝)/肥満とがんリスク
🌿 SATUMAN(元・医療従事者)の本音:現場にいた頃から思ってましたが、健康は「たった一つの悪者探し」では守れないんですよね。「人工甘味料が悪」「砂糖が悪」「糖こそがん」——どれも一面だけ切り取ると極端になる。私のダイエットコーラがぶ飲み時代の反省を込めて言うと、答えはシンプルで、「甘い飲み物を”毎日の習慣”から外す。喉が渇いたら水かお茶」。これだけで、砂糖の問題も甘味料の問題も、まとめて小さくできます。難しく考えなくて大丈夫です。
✅ 今日からの、ゆる〜い付き合い方
  • 基本は水・お茶。甘い飲み物(砂糖/ゼロ系どちらも)は”毎日”から”ときどき”へ
  • いきなり無糖がキツければ、砂糖入り→ゼロ系→無糖と段階的に。ゼロ系は”踏み台”、ゴールにしない
  • 甘いものは「たまのごちそう」として堂々と楽しむ。禁止はしない(続かないので)
  • 気になる症状・持病(腎臓病、アスパルテームはフェニルアラニンを含むのでPKUの方など)は、ネットより医療機関へ
💰 おまけ:飲み物を変えると、お金もちゃんと貯まります

これ、私の実体験でもあるんですが……毎日150円の甘い飲み物(砂糖でもゼロ系でも)を水筒のお茶に変えるだけで——

年 約5.5万円 → 20年でNISAなら約200万円

※150円×365日≒54,750円/年利6%・20年で試算

甘い飲み物を卒業すると、健康リスクも、無駄な出費も、”甘さへの依存”も、まとめて下がる。我が家が「水筒生活」を続けているのは、こういう地味な理由からです🌿

📌 SATUMANの結論

思い込み訂正 アセスルファムKは「溜まる」ではなく「尿で素通り」

近年の注意 WHOは体重管理に非推奨。アスパルテーム2B、スクラロースに遺伝毒性の報告

砂糖 vs 甘味料 どっちも”日常大量”はNG。ゼロ系は”踏み台”、ゴールは水・お茶

がんと糖 好むのは事実。でも「糖質制限で治る」は未証明。大事なのは”太らない”

一つの悪者を決めつけず、ゆるく賢く。甘いものは”たまのごちそう”で🌿

※本記事は、公的機関の発表や研究にもとづく情報提供・一般的な啓発であり、特定の食品・成分の安全性や危険性、特定の食事法によるがんの予防・治療効果を断定・保証するものではありません。医師の診断・治療や管理栄養士の指導に代わるものでもありません。「がん細胞が糖を多く消費する(ワールブルグ効果)」ことは事実ですが、糖質制限でがんを予防・治療できるという信頼できるヒトでの証拠は確立していません。糖尿病・腎臓病・フェニルケトン尿症(PKU)など治療中・該当する方、妊娠中の方は、自己判断せず主治医にご相談ください。数値・料金・資産運用シミュレーションは概算・仮定であり、将来を保証するものではありません。
📗 自然の糖はこれ!
※ 楽天アフィリエイトリンクを含みます
📩 食・健康・お金のご相談はこちら
「この健康情報、本当?」も、元医療従事者の目線でお答えします
公式LINEを追加する

正しく知って、ゆるく健やかに。SATUMANでした🌿
ご質問はコメント欄やXまで!

\ 最新情報をチェック /

トップへ戻る