外貨建て保険は不要?金融庁も警告|掛け捨て+NISAが正解な理由

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田舎在住で節約×投資を実践中のSATUMAN。妻と子ども3人の5人家族で、会社を経営しています。
夫婦で新NISAをコツコツ積み立て中。難しいお金の話を、同じ目線でわかりやすくお届けします。
銀行で「外貨建て保険」をすすめられて。保障もあって、お金も増えるって聞いて、良さそうだなと思ったんですけど…どうなんでしょう?
SATUMAN
「保障も増やせて一石二鳥」——まさにそこが売り文句ですよね。でも正直に言います。それ、金融庁も問題視している商品なんです。中身は“うすい保険”と”割高な投資”のセット。分けた方が、ずっと良くなりますよ。

こんにちは、SATUMANです。会社を経営していると、「一石二鳥です!」と大きく打ち出す商品ほど、つい身構えてしまいます。だいたい、“二鳥”を狙うと、どっちも中途半端になりがちなんですよね。
今日のテーマ、外貨建て保険。「保障もあって、外貨で増える」という響きの裏側を、正直にバラします。結論から言うと——多くの人には、割高な選択です🌿

🔎 先に結論を——①外貨建て保険は「うすい保険+割高な投資」のセット。②手数料が幾重にも重なり、元本がプラスになるまで15〜20年かかることも。③金融庁も警告(4年で約6割が解約)。④「安い掛け捨て保険」+「NISAでオルカン」に分けるのが合理的。
🔰 投資、何から始める? まずはここから ▶ 迷ったら【NISA鉄板フローチャート】 やることを順番に整理した”正解ルート”。これ一枚で、次の一歩が分かります →
① 外貨建て保険の正体は「2つの割高セット」
“一石二鳥”の中身を分解します

外貨建て保険は、ざっくり言うと「保険」と「外貨での運用(投資信託のようなもの)」がセットになった商品です。問題は、そのどちらも割高なこと。図で分解します。

「一石二鳥」を分解すると… 外貨建て保険(1つの商品) 🛡️ うすい保障(割高) 📉 割高な運用(手数料が幾重にも) → 元本がプラスになるまで15〜20年かかることも 保険と投資は、”分ける”のが正解 🛡️ 安い掛け捨て保険 必要な保障だけを 格安で確保 (例:月数百〜千円台) 📈 NISAでオルカン 運用益は非課税 世界に分散して成長 (信託報酬 年0.1%前後) 保障は”安く”、運用は”非課税”で。 分けるだけで、手元に残る額が変わる。
▲ 1つにまとめると割高。保険(保障)と投資(運用)を分けると、それぞれ最安・最効率で持てます。
なぜ「元本プラスまで15〜20年」もかかるのか

外貨建て保険には、契約時の費用・保険関係の費用・運用関係の費用・為替手数料が幾重にも乗っています。さらに早く解約すると「解約控除」で大きく引かれる仕組み。だから序盤は、増える前にコストで元本を削られる。プラスに転じるまで、長い時間がかかるわけです。

これは裏を返すと——「短期でやめれば元本割れ、長く持てば手数料で利益を削られる」。どちらに転んでも、旨みは主に売り手側に残る構造なんですよね。

② これ、金融庁も問題視しています
“感想”ではなく、行政が動いている事実
金融庁のモニタリングで指摘されたこと
!
購入から4年で、約6割が解約されている(金融庁調査)。「入ったけど、やっぱり…」が続出している証拠
!
“乗り換え販売”(回転取引に似た状況)や、販売員の業績評価のあり方が問題視された
!
一部の銀行は販売を停止(三井住友信託がターゲット型の販売停止)、高齢者への販売を制限(みずほが原則禁止の年齢を80歳以上へ引き下げ)
!
受取時に円高だと元本割れのリスクも指摘

これだけ行政と銀行自身が動いているのは、それだけ「顧客に不利になりやすい売られ方」があった、という何よりの証拠です。

出典:金融庁「顧客本位の業務運営に関するモニタリング結果」/日経報道ほか
③ 正解は「安い掛け捨て」+「NISAでオルカン」
保険と投資を、混ぜない

じゃあどうするか。答えはシンプルで、保険と投資を分けるだけです。

保障が必要なら、安い掛け捨て保険で。月数百円〜千円台で、必要な保障だけをピンポイントで買えます。お金を増やすのは、NISAで全世界株式(オルカン)。運用益は非課税、信託報酬も年0.1%前後で、世界中に分散できます。

「長く持てば、ほぼ負けない」——ここが効く

保険会社が外貨建て保険で長期運用しても損しにくいのは、そもそも長期の株式インデックス投資が、歴史的に負けにくいからです。過去のデータでは、全世界株やS&P500を15〜20年以上持ち続けた場合、どの時点から始めてもマイナスで終わった例はほとんどありません(※過去の実績であり、将来を保証するものではありません)。

だったら——その”負けにくい長期投資の果実”を、保険会社に手数料で吸われず、自分でNISAで丸ごと受け取ればいい。わざわざ間に保険会社を挟む理由が、あまり無いんですよね。

⚖️ 正直に:外貨建て保険が”向く人”もいる

全否定はしません。相続対策として、死亡保険金の非課税枠(500万円×法定相続人の数)を使いたい方や、「確実に外貨で、誰かに遺したい」という明確な目的がある方には、選択肢になり得ます。要は「増やす目的」ではなく「保障・相続の目的」がハッキリしていて、コストを理解した上で選ぶなら、アリということ。“銀行にすすめられて、増やすつもりで、なんとなく”が、いちばん危ないんです。

🌿 SATUMAN(会社経営者)の本音:商売の立場で見ると、外貨建て保険は「複雑さ」で儲ける商品だなと感じます。保障と運用と為替が絡み合って、素人には手数料がいくら引かれているのか分かりにくい。分かりにくいものは、たいてい売る側に有利です。

シンプルなものほど、買い手に優しい。保障は安い掛け捨て、運用は非課税のNISA。この”分けるだけ”で、あなたの手元に残るお金は大きく変わります。難しい商品に飛びつく前に、まずは足元をシンプルに整えましょう🌿
✅ 今日からの、シンプルな整え方
  • 「保障」と「貯蓄・運用」をごちゃ混ぜにした商品は、いったん保留にする
  • 保障が必要なら掛け捨てで、必要な分だけ安く
  • 増やすのはNISAでオルカン/S&P500をコツコツ。自分にとっての毎月の積立額は、こちらの「理想の積立金額 計算ツール」で出せます(無理のない金額から)
  • すでに契約済みの方は、解約控除や税金を確認のうえ、慌てず・専門家に相談して判断を
💰 “引かれるものの少なさ”で、差がつく

外貨建て保険は、保障のコスト+運用のコスト+為替手数料が何重にも。一方、掛け捨て+NISAなら、保障は最小限のコスト、運用は非課税で信託報酬もごくわずか。

同じ「保障」と「運用」を手に入れるのに、途中で引かれるものが少ないほど、10年20年で手元に残る額は大きく変わります。派手な仕組みより、シンプルで漏れの少ない形。これが、我が家がずっと続けている方針です🌿

📌 SATUMANの結論

正体 外貨建て保険=「うすい保険」+「割高な運用」のセット

証拠 手数料で元本プラスまで15〜20年。金融庁も警告(4年で6割解約)

正解 安い掛け捨て保険+NISAでオルカンに分ける

例外 相続・保障の目的が明確で、コストを理解した人なら”アリ”

分かりにくい商品は、たいてい売る側に有利。シンプルにいきましょう🌿

※本記事は、公的機関の情報にもとづく情報提供・一般的な考え方の紹介およびSATUMAN個人の見解であり、特定の金融商品・保険の加入や解約を勧誘・保証するものではありません。外貨建て保険が適する方もいます。保険・税制・手数料は商品や個人の状況により異なります。加入中の解約は、解約控除・税金・保障の空白などの不利益が生じる場合があるため、自己判断せず、必ずFP・保険会社・専門家にご相談ください。NISA・投資信託には価格変動・為替変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。過去の運用実績は将来を保証しません。数値は概算・イメージです。
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分かりにくい商品は、まず疑う。シンプルにいこう🌿 SATUMANでした
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