夫婦で新NISAをコツコツ積み立て中。難しいお金の話を、同じ目線でわかりやすくお届けします。

こんにちは、SATUMANです。会社を経営していると、「一石二鳥です!」と大きく打ち出す商品ほど、つい身構えてしまいます。だいたい、“二鳥”を狙うと、どっちも中途半端になりがちなんですよね。
今日のテーマ、外貨建て保険。「保障もあって、外貨で増える」という響きの裏側を、正直にバラします。結論から言うと——多くの人には、割高な選択です🌿
外貨建て保険は、ざっくり言うと「保険」と「外貨での運用(投資信託のようなもの)」がセットになった商品です。問題は、そのどちらも割高なこと。図で分解します。
外貨建て保険には、契約時の費用・保険関係の費用・運用関係の費用・為替手数料が幾重にも乗っています。さらに早く解約すると「解約控除」で大きく引かれる仕組み。だから序盤は、増える前にコストで元本を削られる。プラスに転じるまで、長い時間がかかるわけです。
これは裏を返すと——「短期でやめれば元本割れ、長く持てば手数料で利益を削られる」。どちらに転んでも、旨みは主に売り手側に残る構造なんですよね。
これだけ行政と銀行自身が動いているのは、それだけ「顧客に不利になりやすい売られ方」があった、という何よりの証拠です。
出典:金融庁「顧客本位の業務運営に関するモニタリング結果」/日経報道ほかじゃあどうするか。答えはシンプルで、保険と投資を分けるだけです。
保障が必要なら、安い掛け捨て保険で。月数百円〜千円台で、必要な保障だけをピンポイントで買えます。お金を増やすのは、NISAで全世界株式(オルカン)。運用益は非課税、信託報酬も年0.1%前後で、世界中に分散できます。
保険会社が外貨建て保険で長期運用しても損しにくいのは、そもそも長期の株式インデックス投資が、歴史的に負けにくいからです。過去のデータでは、全世界株やS&P500を15〜20年以上持ち続けた場合、どの時点から始めてもマイナスで終わった例はほとんどありません(※過去の実績であり、将来を保証するものではありません)。
だったら——その”負けにくい長期投資の果実”を、保険会社に手数料で吸われず、自分でNISAで丸ごと受け取ればいい。わざわざ間に保険会社を挟む理由が、あまり無いんですよね。
全否定はしません。相続対策として、死亡保険金の非課税枠(500万円×法定相続人の数)を使いたい方や、「確実に外貨で、誰かに遺したい」という明確な目的がある方には、選択肢になり得ます。要は「増やす目的」ではなく「保障・相続の目的」がハッキリしていて、コストを理解した上で選ぶなら、アリということ。“銀行にすすめられて、増やすつもりで、なんとなく”が、いちばん危ないんです。
シンプルなものほど、買い手に優しい。保障は安い掛け捨て、運用は非課税のNISA。この”分けるだけ”で、あなたの手元に残るお金は大きく変わります。難しい商品に飛びつく前に、まずは足元をシンプルに整えましょう🌿
- 「保障」と「貯蓄・運用」をごちゃ混ぜにした商品は、いったん保留にする
- 保障が必要なら掛け捨てで、必要な分だけ安く
- 増やすのはNISAでオルカン/S&P500をコツコツ。自分にとっての毎月の積立額は、こちらの「理想の積立金額 計算ツール」で出せます(無理のない金額から)
- すでに契約済みの方は、解約控除や税金を確認のうえ、慌てず・専門家に相談して判断を
外貨建て保険は、保障のコスト+運用のコスト+為替手数料が何重にも。一方、掛け捨て+NISAなら、保障は最小限のコスト、運用は非課税で信託報酬もごくわずか。
同じ「保障」と「運用」を手に入れるのに、途中で引かれるものが少ないほど、10年20年で手元に残る額は大きく変わります。派手な仕組みより、シンプルで漏れの少ない形。これが、我が家がずっと続けている方針です🌿
正体 外貨建て保険=「うすい保険」+「割高な運用」のセット
証拠 手数料で元本プラスまで15〜20年。金融庁も警告(4年で6割解約)
正解 安い掛け捨て保険+NISAでオルカンに分ける
例外 相続・保障の目的が明確で、コストを理解した人なら”アリ”
分かりにくい商品は、たいてい売る側に有利。シンプルにいきましょう🌿
分かりにくい商品は、まず疑う。シンプルにいこう🌿 SATUMANでした
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