安い醤油と本物の違いは?「本当に発酵してる?」を看護師が検証【ラベルの見分け方】

元看護師が教える 健康とお金の話
!– wp:html –>
🌿 この記事を書いた人
田舎在住で節約×投資を実践中のSATUMAN。妻と子ども3人の5人家族で、以前は医療・介護の現場にいました。
怖がらせるより、正直に。いいものは「いい」、言い過ぎは「言い過ぎ」とお伝えします。
醤油って、安いのと高いのがありますよね。あれって何が違うんですか?安いのって、ちゃんと発酵してるのかちょっと疑問で…。
SATUMAN
その疑問、するどいです……!実は大正解なんですよ。安い醤油には「発酵じゃない部分」が入っていることがある。しかもそれ、ラベルの( )を見れば一発で見分けられるんです。今日はその見方をお教えします。

こんにちは、SATUMANです。自然派の母に育てられた私は、実家の醤油がやたら”こだわり”のやつだったのを覚えています。子どもの頃は「醤油なんてどれも一緒でしょ」と思っていましたが……大人になって調べてみたら、醤油には”本物”と”時短の安物”がハッキリ存在していて、しかも作り方がまるで違った。そして「安いのって本当に発酵してるの?」というあなたの疑問——これが、見事に的を射ていたんです。今日はラベルの見分け方まで、正直にシェアします🌿

🔎 先に結論を——①醤油は法律で「本醸造/混合醸造/混合」の3タイプに分かれ、ラベルに書いてある。②違いは「アミノ酸液」(=発酵ではなく”塩酸で分解”した液)を入れているか。③安物が”毒”というわけではないが、本醸造を選べば余計なものと無縁。④見分け方はカンタン。⑤毎日使う調味料こそ、”ちょっと本物”にする価値あり。
① 醤油は「3タイプ」ある。ラベルの( )で分かる
違いは”アミノ酸液”を入れているかどうか

まず全体像から。醤油はJAS(法律)で製法が3つに分類されていて、名称欄に必ず「(本醸造)」などと書いてあります。どれだけ”本当に発酵しているか”を、帯グラフにするとこうです。

醤油の3タイプ|どれだけ”発酵”? ラベル名称の( )を見て選ぼう ① 本醸造(ほんじょうぞう) 自然発酵 100% ◎ 原料は大豆・小麦・塩だけ。じっくり発酵した”本物” ② 混合醸造 発酵 アミノ酸液 もろみに”アミノ酸液”を加えて一緒に熟成(時短) ③ 混合 発酵 アミノ酸液 添加物 できた醤油に”アミノ酸液”や添加物を混ぜるだけ 自然発酵(麹菌でじっくり) アミノ酸液=大豆を”塩酸で分解”した液(発酵ではない) 甘味料・カラメル色素などで”味付け” 👉 迷ったら「(本醸造)」+原材料がシンプルなものを ※割合はイメージ図です
▲ “本当に発酵している”のは本醸造。混合・混合醸造は、発酵の一部を「アミノ酸液」に置き換えています。
② カギは「アミノ酸液」。これは発酵じゃない
あなたの”本当に発酵してる?”への答えです
△ 正体
「アミノ酸液」=大豆を”塩酸で分解”して作るうま味の液

ここが、あなたの疑問への答えです。安い醤油に入っている「アミノ酸液」とは——大豆などのタンパク質を、塩酸で分解して、炭酸ナトリウムで中和して作るうま味の液体。つまり微生物の”発酵”ではなく、化学的に分解して”うま味”を短時間で作るものなんです。

だから「混合」「混合醸造」の醤油は、“一部は発酵、残りは塩酸分解のアミノ酸液、さらに添加物で味付け”「これ、本当に発酵した醤油?」というあなたの疑問は、大正解だったわけです。私も調べて「なるほど、母がこだわってたわけだ」と納得しました。

出典:醤油の製法3分類・アミノ酸液の作り方(職人醤油ほか)
③ じゃあ安物は”危険”なの?
正直に:毒ではない。でも本醸造なら無縁の話がある
〇 落ち着いて
「即・危険」ではありません

まず安心材料を。混合タイプの醤油が”毒”というわけではありません。日常的にかける量なら、規制の範囲内です。煽るつもりはありません。

△ でも正直な注意点
塩酸分解の副産物「3-MCPD」という話

ひとつだけ正直に。この塩酸分解(アミノ酸液)を作る過程で、「3-MCPD」という副産物ができることがあります。これはIARCで「2B(発がんの可能性)」とされ、動物実験で腎臓への影響なども報告されている物質です。

ただし——今は日本やEUなどで含有量が規制され(EUは20μg/kg以下など)、市販品は基準内に抑えられています。だから過度に怖がる必要はありません。そして大事なのは、”本醸造”を選べば、そもそもこの塩酸分解の話とは無縁だということ。発酵だけで作られているからです。ここが、本物を選ぶいちばん合理的な理由かもしれません。

出典:3-MCPD=酸分解HVP醤油の副産物・IARC 2B・各国の規制値(レビュー/EFSA)
🏷️ スーパーでの見分け方(3ステップ)
  1. 名称欄の( )を見る:「こいくちしょうゆ(本醸造)」なら◎。「(混合)」「(混合醸造)」は時短タイプ
  2. 原材料を見る:「大豆・小麦・食塩」だけ=本醸造の証。「アミノ酸液」「甘味料」「カラメル色素」が並ぶ=混合系
  3. 「丸大豆」か「脱脂加工大豆」か:丸大豆のほうが、手間をかけた本物寄り
🌿 SATUMAN(元・医療従事者)の本音:今回も、母に一本取られた気分です(笑)。「安い醤油はダメ」と言われても、子どもの頃はピンときませんでした。でも中身を知ると、母が”本醸造のちょっといいやつ”を選んでいたのは、ちゃんと理にかなっていた。

とはいえ——「混合は毒だから絶対ダメ!」なんて煽るつもりはありません。そこは、いつもの通り”加減”。ただ、醤油は毎日、少しずつ、何年も使うもの。だからこそ、“ここだけは本物”にする価値がある調味料だと、私は思っています。しかも本醸造は香りとうま味が深いので、少量でも満足=結果的に減塩にもつながる。いいこと尽くめなんですよね。
✅ かしこい選び方
  • 迷ったら「(本醸造)」+原材料がシンプル(大豆・小麦・食塩)なものを
  • 混合タイプを使うのも全然アリ。ただし“かけすぎ”は加減を(塩分もあるので)
  • 本醸造は香り・うま味が濃いので少量でOK。「いいものを少し」が結局おトク
  • 「無添加」表示に振り回されず、自分でラベルを読んで選ぶのがいちばん強い
💰 おまけ:「毎日使うもの」を本物にする、費用対効果

本醸造は、安い混合醤油より少し高い。でも——醤油は1回に使う量はごくわずか。1本の差額はせいぜい数百円で、しかも数ヶ月もちます。「毎日口に入れて、何年も使うもの」を本物にする満足度・安心は、この差額に対してかなり割のいい”投資”だと思います。

逆に言えば、お金をかけるべきは”こういう毎日のもの”。見栄や外食にお金を使うより、こういう地味な”本物”にお金を回して、残りはコツコツNISAへ。これが我が家の考える”賢い贅沢”です🌿

📌 SATUMANの結論

3タイプ 醤油は「本醸造/混合醸造/混合」。ラベルの( )で分かる

正体 安物の”アミノ酸液”は発酵ではなく塩酸で分解したもの

安全 毒ではないが、本醸造なら塩酸分解(3-MCPD)とは無縁

結論 毎日使う醤油こそ“ちょっと本物”に。少量で満足=減塩にも◎

怖がるためではなく、賢く選ぶために知る。何ごとも、加減が大切🌿

※本記事は、公的な情報・研究にもとづく情報提供・一般的な啓発であり、特定の商品・成分の安全性や危険性を断定・保証するものではありません。医師の診断・治療や管理栄養士の指導に代わるものでもありません。混合・混合醸造タイプの醤油も、含有成分は各国の基準内で管理されています。塩分制限が必要な方や持病のある方は、自己判断せず医療機関・専門家にご相談ください。掲載内容は執筆時点の情報であり、価格・数値は概算です。資産運用に関する記載は一般的な情報であり、将来の成果を保証するものではありません。
🥢 SATUMANが選ぶなら | 本醸造・丸大豆の醤油
※ 楽天アフィリエイトリンクを含みます
📩 食・健康・お金のご相談はこちら
「この食品、どう選べばいい?」も、元医療従事者の目線でお答えします
公式LINEを追加する

正しく知って、賢く選んで、ゆるく健やかに🌿 SATUMANでした
ご質問はコメント欄やXまで!

\ 最新情報をチェック /

トップへ戻る