【株のキホン①】株とは何か?貯金との違い・複利・インフレを初心者向けに解説

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🌿 この記事を書いた人
田舎在住で節約×投資を実践中のSATUMAN。妻と子ども3人の5人家族で、会社を経営しています。
夫婦で新NISAをコツコツ積み立て中。難しいお金の話を、投資ゼロだった頃の自分に教えるつもりで、やさしくお届けします。
📚 シリーズ「株のキホン」(全5回)
  1. 1株とは何か?(貯金との違い・複利・インフレ)今ここ
  2. 2株の利益「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」(近日公開)
  3. 3投資信託(インデックス)と個別株の違い(近日公開)
  4. 4なぜインデックスを、積立・長期で買うのか(近日公開)
  5. 5生活費から逆算する「必要額」の考え方(近日公開)
NISA、始めてみたいんだけど…そもそも「株」ってよく分かってなくて。とりあえず、有名な会社の株を1つ買っておけばいいのかな?
SATUMAN
その気持ちで大丈夫、みんな最初はそこからです。でも——「有名だから買う」だと、ちょっと危ないんです。あわてなくていいので、順番に。この連載で一緒に土台を作りましょう。今日は入口、「株って何?」と「なぜ貯金だけじゃダメなの?」からいきますね。

こんにちは、SATUMANです。友人が「NISAを始めたい」と言ってくれたのですが、話してみると株のことがまだフワッとしている様子。「有名な会社の株を買えばいい?」という状態でした。
そこで、投資がまったく分からなかった頃の自分に教えるつもりで、株の基本をシリーズでまとめることにしました。第1回は「株とは何か」と「貯金だけでは、なぜお金が守れないのか」。ここが分かると、NISAの意味もスッと入ってきます🌿

🔎 先に、今日のゴールをお伝えします。①株=会社のオーナーになる(一部を持つ)こと。②貯金は「減らないけど、増えない」。株は「値動きはあるけど、経済の成長を取り込める」。③そして大事なのが——インフレ(モノの値段が上がること)で、現金の価値はこれから下がっていくということ。だから「貯金だけ」では、実はお金は守れません。お金にも”働いてもらう”必要がある——これが投資の出発点です。
① そもそも「株」とは何か?
むずかしく考えなくて大丈夫です

株(株式)を一言でいうと——「会社のオーナー権利の、ほんの一部」です。あなたが株を買うと、その会社の”ちいさな共同経営者”になる、というイメージ。会社はそのお金を使って商品を作り、事業を広げ、利益を出します。

🏢 株を持つと、うれしいことが2つ

① 会社が成長すると、株の価値(株価)が上がる。買ったときより高く売れれば、その差が利益になります。

② 会社が稼いだ利益の一部を、配当(はいとう)として受け取れることがあります。持っているだけで、お金がもらえる仕組みです。

※この「値上がり益」と「配当」の違いは、第2回でじっくり解説します。今日は「2種類あるんだな」だけでOK。

💡 だから「有名だから買う」は、順番が逆なんです。大事なのは「その会社が、これから成長して利益を出し続けられるか」。しかも初心者がそれを1社ずつ当てるのは、プロでも難しい。——だからこそ後半で「1社を選ばない買い方(インデックス)」にたどり着きます(第3・4回)。今日は焦らず、土台から。
② 「貯金」と「株(投資)」は、役割が違う
どちらが上ではなく、使い分けです

「貯金があるのに、なぜ投資?」——とてもいい疑問です。答えは、2つは役割がまったく違うから。片方だけでは、お金を守り切れないんです。

貯
貯金:減らないが、増えない(守りの役割)
いつでも使えて、金額が減らないのが最大の強み。生活費や”もしものとき”の備えは貯金が正解。ただし今の日本は金利がほぼゼロ——預けても、ほとんど増えません。
株
株(投資):値動きはあるが、経済の成長を取り込める(攻めの役割)
短期では上下しますが、長い目で見れば、世界経済の成長とともに育っていくのが株。すぐ使わないお金を”働かせて”、将来のために増やす役割です。
✅ 結論:まず貯金で守り、余裕資金で投資して増やす

「貯金 or 投資」ではなく、「貯金 and 投資」。生活の土台を貯金で固めたうえで、当分使わないお金に働いてもらう。この両輪が基本です。

③ 投資の最強の味方「複利(ふくり)」
アインシュタインが”人類最大の発明”と呼んだ力

投資が長期で強いのは、「複利」があるから。複利とは、増えた利益が、さらに次の利益を生む仕組み。利益が利益を呼んで、雪だるま式にふくらんでいきます。

⛄ 複利は「雪だるま」、単利は「棒アイス」

単利は、元のお金にだけ利益がつくイメージ(増え方は一定)。複利は、利益も雪玉に加わって、転がすほど大きくなる。時間が長いほど、その差は爆発的に開きます。だから投資は「早く・長く」が効くんです。

④ いちばん大事な話:インフレで現金の価値は下がる
「貯金だけ」が安全とは限らない理由

ここが、今日の核心です。インフレとは、モノやサービスの値段が上がること。値段が上がるということは——裏を返せば「同じ1万円で買えるものが、減っていく」=お金の価値が下がっているということ。

たとえば、昔は100円だったジュースが150円になったら、あなたの100円玉は”1本買えるお金”から”買えないお金”に。タンス預金や普通預金でお金を”置いておくだけ”だと、金額は同じでも、実際に買える力(価値)は静かに目減りしていくんです。これを図で見てみましょう。

100万円、20年後の”実際の価値”は? 100万円 現金のまま (見た目の額) 約67万円 現金の”実際の価値” インフレで目減り(年2%想定) 約265万円 投資したら 複利で成長(年5%想定) ※あくまで一定の前提を置いた概算で、将来を保証するものではありません
▲ 現金は「金額」は減りませんが、インフレで”買える力”が下がります。一方、投資は複利で育つ可能性がある。だから「貯金だけ」はノーリスクとは限らないのです。
📌 ここだけは覚えて帰ってください。「貯金=安全、投資=危険」と思われがちですが、インフレの時代には「何もしない(貯金だけ)」ことにも、静かなリスクがあるのです。だから、生活の備えは貯金で守りつつ、残りのお金にはインフレに負けない”働き方”をしてもらう——それが投資の本当の役割なんです。
🔰 で、結局わたしは何から始めれば? ▶ まずはここから【NISA鉄板フローチャート】 知識ゼロでも大丈夫。あなたの”最初の一歩”を一枚で確認できます →
💰 「怖いから貯金だけ」も、立派な選択。でも…

投資が怖いのは当然で、無理に急ぐ必要はありません。でも、「知らないから避ける」と「知ったうえで選ぶ」は、まったく違います。この連載で”仕組み”が分かれば、過度に怖がることも、逆に飛びつくこともなくなります。

まずは生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)を貯金で確保。そのうえで、当分使わないお金から少しずつ。毎月いくらなら無理がないかは、「理想の積立金額 計算ツール」でシミュレーションしてみてください🌿

🌿 SATUMAN(会社経営者)の本音:私も昔は「貯金こそ正義、投資はギャンブル」と思っていました。でも、経営をしていて痛感したのは——お金は”置いておく”だけでは、インフレに少しずつ食べられていくということ。物価が上がる時代に、現金だけで持つのは、実はけっこう勇気のいる選択なんです。

だからといって、あわてて全財産を投資に回すのは違います。まず知る。仕組みが腹落ちすれば、怖さは”正しい警戒心”に変わり、あなたのお金の”守り方”が一段レベルアップします。次回から、その中身に一つずつ入っていきましょう。
▶ 次回・株のキホン② 株の利益は2種類!「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の違い
(値上がり益と配当は、狙い方がまったく別モノです)
📌 第1回のまとめ

株とは 会社の”オーナーの一部”になること。値上がり益と配当の2つで得をする可能性がある

貯金と株 貯金は「守り(減らないが増えない)」、株は「攻め(経済成長を取り込む)」。使い分ける

複利 利益が利益を生む”雪だるま”。早く・長くほど効く

インフレ 現金は金額が同じでも”買える力”が下がる。「貯金だけ」にも静かなリスク

まず知る。仕組みが分かれば、怖さは”正しい警戒心”に変わります🌿

※本記事は、投資初心者向けの一般的な情報提供およびSATUMAN個人の見解であり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨・保証するものではありません。掲載の図・数値は「年2%インフレ」「年5%運用」など一定の前提を置いた概算(シミュレーション)であり、将来の運用成果・物価水準を保証するものではありません。投資には価格変動リスク等があり、元本が保証されるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で、必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。
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『本当の自由を手に入れる お金の大学』/ 両@リベ大学長
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まず知る。怖さは”正しい警戒心”に変わる🌿 SATUMANでした
次回②「キャピタルゲインとインカムゲイン」でお会いしましょう!

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